2024年の今シーズンは、3年契約のブルージェイズからトレードでア・リーグ西地区1位のアストロズに移籍。ブルージェイズでは4勝9敗、防御率4.75となかなか苦しい状況ではあったが、115回と3分の2イニングで130奪三振など力強いピッチングながらも味方の援護に恵まれない場面も多かった。
ブルージェイズはア・リーグ東地区の最下位に位置していたこともあって、売り手に回らざるを得なくなり、チームメイトに惜しまれながらもアストロズ有望株3選手とのトレードとなった。
アストロズ移籍後は10試合で5勝1敗、防御率2.70の好成績を残した。安定してイニングを投げきれる貴重な先発左腕として複数球団から高い評価を得ていた。
なぜエンゼルスだったのでしょう?
詳細な情報はまだ出ていませんが、菊池選手の33歳という年齢から考えて【複数年契約】なのと、気温の温かい西海岸はピッチャーにとって怪我もしにくいと言われており、このあたりが決め手だったのでしょうか?・・・
エンゼルスといえば大谷翔平の元チーム。長い期間ポストシーズンに進出できていないこともあり、売り手側に回ることで意外と有望株の若手は多いイメージ。
大谷翔平の在籍していた直近では怪我人も多く、移籍したとたんに大活躍したフィリーズのブランドン・マーシュや、ブレーブスのライセル・イグレシアス投手が良い例ですが、フロントやコーチ陣への不安もかなり多く、ポストシーズンに進出するためのチーム作りを本気でするつもりなのかが気がかりなところ。
MLB最大級の不良債権と呼ばれるレンドンがいる限り、なかなかチーム改変とはいかなさそうなものの、長期契約を残しているマイク・トラウトが度重なる球団との話し合いで【勝てるチーム作り】を目指していることを祈りたいですね。