ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は盗塁を試みた際に左肩を負傷。
私自身も大谷翔平選手の大ファンなので、生で見ていてその瞬間は顔面蒼白でした。
手首や肘を抑えていたのでコメントが発表されるまでは色々な憶測が飛び交いましたが、「亜脱臼」と発表があり、ほんの少し安心しました。
気になるのは、第3戦に戻ってこられるのかということ。。。
そこで、現段階の情報をまとめてみました。
そもそも「脱臼」と「亜脱臼」の違いは?
脱臼と亜脱臼の違いは、関節を形成する骨が完全に離れるかどうかだそうです。
脱臼:関節を形成する2つの骨が完全に離れること
亜脱臼:関節の骨が部分的にずれること
痛みに違いはあるのでしょうか?
脱臼:外れた関節が周囲の神経に触れたり圧迫されたりすることで、関節の周囲の靭帯や筋肉が損傷し激しい痛みを伴う
亜脱臼:関節周囲の損傷は少ないため、軽い痛みや違和感がある程度
今回の怪我はどうして起こってしまったのか?
シーズン中は95%の盗塁成功率を残し、前代未聞の50-50を達成した盗塁のエキスパートである大谷翔平選手も、シーズン終盤はギリギリセーフというシーンや失敗するケースも見受けられました。
マッカロー1塁コーチは「あのシーンはとても微妙で、うまく滑り込めなかった。勢いでベースを行き過ぎてしまうところを、なんとか持ちこたえようとした」とも。
また練習や試合中もグラウンドで滑る選手がいており、通常よりグランドが固かったのではないかという声も。
あの場面はインシュランスでもう1点の追加点が欲しかった場面。
どんな形でもチームに貢献したいという大谷選手の強い気持ちが勢い余った走塁に出てしまったのか・・・
個人的には最近危うい盗塁が増えてきていたので、リスクを背負うよりも、ベッツ選手やテオスカー・ヘルナンデス選手に期待しても良かったとも思いますが、1アウトでしたし2塁まで行けばタイムリーが見込める場面だったので間違った判断ではなかったと思います。
大谷翔平選手の現在の怪我の状態は?
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、試合直後の会見で以下のように言及しました。
「(左手の)強度や可動域が悪くなかった。ポジティブな情報。左打者にとっては(負傷が)右肩よりはよかった」と軽症を強調。
会見よりも前に、米スポーツ専門局ESPNのリポーターなどを務めるカール・ラベッチ氏は「ロバーツ監督は“大谷翔平は良い状態で、明日の第3戦に出場するだろう”と私に話した」と自身のSNSで紹介。
ロサンゼルスタイムズ紙のドジャース担当、ジャック・ハリス記者も「ドジャースは第3戦に大谷を出場させたいと考えているが、出場可能かどうかの最終決定はまだ下されていない」と記す一方、「デーブ・ロバーツの予想は、カール・ラベッチ氏に語ったように“大谷はプレーするだろう”」と紹介。また「事情を知る別の人物は、大谷は今日“驚くほど元気”だと語った」などと投稿した。
また、「素振りはもうこなしたが、ティー打撃やケージでボールを打つことで状態が分かる。彼は自身と自分の体をよくわかっている。彼自身が十分な状態だと感じるのなら、出場しない理由はない」とも答えています。
上記コメントはスポニチより引用https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/10/28/kiji/20241028s00001007106000c.html#goog_rewarded
情報戦も大事なので出場するかしないかの断定はできないのは当然でしょうし、本当に当日の大谷翔平選手の本人が感じる痛みや意思を尊重するのも事実でしょう。
フリーマン選手やロハス選手をはじめ、怪我が完治していない中でチームに貢献して絶対に優勝したい!という思いはあって当然だと思うので、大谷選手の意思を尊重したいです。
無理をすることで余計にチームに迷惑がかかってしまうこともあるでしょうし、くれぐれも無理はしないで欲しいと願うばかりですが、一生に何回行けるかわからないワールドシリーズなので、医師やトレーナー・大谷選手・監督のベストな判断に期待しつつ、どういう決断になっても全力で応援したいです。
two more wins!!ジャッジ選手も大好きですが、大谷選手の最高の笑顔が見たい!
きっと試合に出なくてもダグアウトで最高の雰囲気を作ってチームをリラックスさせて盛り上げている姿が浮かびます。
ヤンキースの本拠地に移りますが、最高の試合を楽しみにしています。